漫画『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』 作者・新島秋一さんに福岡の魅力を聞いてみた【インタビュー】

福岡の魅力が詰まった漫画『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』。主人公の博多乃どん子は、博多弁バリバリの博多っ子。作中に登場する福岡のあるあるネタが、読者の共感を得ています。作者の新島秋一さんに、漫画を描く中で気づいた福岡の魅力、作品にかける思いについて語ってもらいました。(読売新聞西部社会部・山根秀太)

お話を聞いた人:新島秋一(にいじま・あきいち)さん
福岡県出身の漫画家。ウェブ漫画サイト「マンガクロス」(秋田書店)にて、『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』を連載中。7月8日に第3巻発売。福岡県在住。

博多弁の女の子カバーC
博多から東京に引っ越してきた主人公・博多乃どん子の視点を通じ、東京と福岡の言葉や文化、習慣の違いを4コマ漫画で描いている。

――はじめまして。よろしくお願いします!

よろしくお願いします。メディアの取材を受けるのは初めてで、大丈夫かなぁ(笑)。

――大丈夫ですよ(笑)。最近は『翔んで埼玉』が映画化されるなど、ご当地漫画が話題ですね。

そうですね。もともと、ご当地ネタはアマチュア漫画家に人気で、自作漫画をツイッターに投稿している漫画家も多いです。僕も投稿サイトに作品を発表していました。投稿が編集者の目に止まったのが連載のきっかけです。

――福岡県民の「あるあるネタ」が満載です。

福岡と東京のギャップが作品の中心テーマになっています。福岡の方言にしても、共通語感覚で使っていた言葉が実は方言だったりして、指摘されて初めて気づくことも多いですよね。

――当たり前だと思っていたことが……

当たり前じゃなかった(笑)。でも、東京とのギャップというのは、福岡県民に限らずどの地域の人も感じてるんじゃないですか。みんなが何となく抱えている感覚が、読者の共感を得ていると思っています。

SNSがなかったら「博多弁の――」は生まれてなかった

――作品のネタ集めはどうしていますか。

ツイッターでアンケートを取ってみたり、ニコニコ動画やユーチューブの生放送でユーザーと直接やりとりしたりして、独りよがりにならないように注意しています。大事にしているのは「共感」です。ユーザーの意見をもらって作品を手直しすることも多々あります。

――今っぽい作品の作り方ですね。

SNSがなかったら誕生しなかった作品だと思います。

――作中には福岡の名産やお店がたくさん出てきます。

漫画で商品やお店を紹介する場合、お店に直接交渉したこともあります。博多駅前のラーメン屋さんとかには直接お願いに行きました。

――私は北九州市出身なので、北九州市出身の「斉藤先生」の言葉に共感です。

北九州ネタは考えています。まだ詳しくはお話しできませんが、北九州はもっと登場しますよ。

作品づくりで感じた福岡の魅力

――福岡に対する思いとか、新島さんの中で変化はありましたか。

福岡に関心を持つようになりました。

――たとえば?

友人と食事に行っても、地元トークが増えました(笑)。福岡のうどんはコシがないとか、僕らの当たり前が福岡県外では当たり前じゃないから、小さなことに驚いたり、好奇心をかき立てられたりするようになりました。それまでは福岡に住んでいながら、ほとんど興味がありませんでしたから。

――福岡の見方が180度変わりましたね。

福岡の魅力を探しているうちに、全国各地の魅力にも気づけるようになりました。日本全国それぞれの場所に自慢できるところがあります。もちろん、東京だって。コミックス第2巻は東京の魅力も描いています。『博多弁の――』が自分たちが住む地域の魅力に目を向けてもらうきっかけになったらうれしいです。

在京テレビ局が全国放送する番組では、首都圏のグルメ情報や観光情報がどうしても多くなります。でも、首都圏に住んでいない僕らはそこを訪れることは難しいです。東京中心の画一的な文化じゃなく、それぞれの地域の特徴や多様性を大事にしたいですね。

7月19日午後7時からFBS福岡放送でドラマ化決定!

テレビドラマが7月19日に放送されます。主人公・博多乃どん子役を福岡県出身の福田愛依さん、幼馴染の東京(あずま・みやこ)役を同じく福岡県出身の岡田健史さんが演じます。光石研さん、原沙知絵さん、森口博子さん、野間口徹さんら、福岡出身のキャストが脇を固めます。放送後は「Hulu」でも配信放送されます。

――ドラマ化ですよ。

まだ、実感がわきませんね。放送を見てみないと(笑)。

――主要な出演者のほとんどが福岡県の出身ですね。

僕としては安心感しかないです。楽しみです。

――最後に、福岡県の好きな所は?

糸島市に海が一望できる崖の上みたいな場所があるんですけど、名前を忘れちゃった。あと太宰府天満宮も好きです。参道に店が並んでいて、いつ行ってもお祭り感を味わえます。

――本日はありがとうございました。

ありがとうございました。これからもどん子たちの活躍を楽しみにしていてください!

ドラマ「博多弁の女の子は可愛いと思いませんか?」の公式ウェブサイト

広告

第41回読売学生書展作品募集 10月1日必着で!

九州・沖縄・山口地区を中心として、全国の小・中学生、高校生を対象に、第41回読売学生書展を12月6日~8日、福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)で開催します。

学校・書塾単位はもちろん、個人でも応募可能です。課題・書体は自由で、サイズは半紙と条幅(半切1/4サイズと半切サイズ)です。出品料は半紙600円、条幅700円です。

10月1日(火)必着で応募ください。

応募先

〒810-8581 福岡市中央区赤坂1-16-5
読売新聞西部本社事業部内 「読売学生書展事務局」

審査は、読売書法会顧問の新井光風先生を選考委員長に、九州・山口・沖縄地区の読売書法会役員によって行われ、最高賞である文部科学大臣賞をはじめ、読売学生大賞をはじめとする特別賞から、特選、秀逸、金賞、銀賞、銅賞までを決定します。応募者全員に賞状を贈ります。

成績発表は11~12月の読売新聞紙上を予定しております。そのほか、出品責任者に個別に通知します。

展覧会では特選以上に選ばれた作品を展示します。入場料は無料。第36回読売書法展九州展と同時開催。出品に関する問い合わせは同展事務局(092・715・6091)まで。

募集要項や出品目録はこちらからダウンロードできます。

募集要項
出品目録

サムライ、福岡に集結! 福岡市博物館「侍展」9月開幕

 実戦の中で研ぎ澄まされ、進化した刀剣や甲冑かっちゅうなどの歴史的変遷を紹介する特別展「侍~もののふの美の系譜~」が9月7日(土)~11月4日(月)、福岡市早良区百道浜の福岡市博物館で開催されます。展示品のうち6割が国宝・重要文化財で、名だたる武将ゆかりの名品を堪能できます。前期は10月6日(日)まで、後期は10月8日(火)からで、一部展示替えを行います。

 読売新聞西部本社発刊55周年などを記念して開催。全国各地の著名な神社や博物館などが所蔵する約150点を展示します。武士が勃興した平安時代中期から桃山時代に至る約600年間の刀剣や甲冑などで、その様式美の歴史的な移り変わりを体感できます。

 展示品にゆかりの武将は、足利尊氏、石田三成、上杉謙信、織田信長、立花宗茂、伊達政宗、豊臣秀吉、徳川家康、毛利元就ら。筑前国を治めた黒田家の名宝では、黒田官兵衛が織田信長から授けられた刀「名物 圧切へしきり長谷部」(国宝、福岡市博物館蔵)や、官兵衛の息子で初代福岡藩主、黒田長政が関ヶ原の戦いで身に着けた甲冑「銀箔押一ノ谷形兜ぎんぱくおしいちのたになりかぶと黒糸威胴丸具足くろいとおどしどうまるぐそく」(重要文化財、同)などが出品されます。

◇さまざまなイベントを開催

 展覧会に合わせ、さまざまなイベントを開催します。9月11日(水)には、福岡県剣道連盟居合道部などによる刀剣入門講座と居合道の演武「居合道の神髄~刀剣をまなぶ・刀剣にふれる~」を、9月15日(日)には熊本城おもてなし武将隊による演舞とトークショーを行います。いずれも博物館1階講堂で午後2時から。

 参加希望者は、往復はがきに、①申し込みイベント②氏名・年齢③住所・電話番号④返信用はがきに宛先を記入し、〒814-0001 福岡市早良区百道浜3の1の1 福岡市博物館 侍展イベント係へ。

 先着順で受け付け中。定員に達し次第締め切り。はがき1通につき1イベント、1人の応募が可能です。

 申し込み不要の講演会も開催します。9月21日(土)に「実戦期における甲冑と刀剣の歴史的変遷」と題し、同館学芸員の堀本一繁さんが、また10月19日(土)には「中世合戦の実像」と題し、国学院大学大学院兼任講師の近藤好和さんが講演します。いずれも博物館1階講堂で午後2時から(午前11時から講堂前で整理券を配布)。入場無料ですが、本展の観覧券か半券が必要です。 

 観覧券はチケットぴあ、セブン―イレブン、ローソンチケットなどで販売しています。

◇観覧料

<一般>
前売券:1300円 当日券:1500円
<高校・大学生>
前売券:700円 当日券:900円
<※中学生以下>
無料

◇開館時間

午前9時30分~午後5時30分。月曜休館、ただし月曜が休日の場合は開館し、翌日休館

展覧会、観覧券、イベントの問い合わせはいずれも同館(092-845-5011)へ。

 

ジュラ紀最大の肉食恐竜「トルボサウルス」復元骨格 御船町恐竜博物館で九州初公開

 熊本県の御船町恐竜博物館で7月13日(土)から特別展「肉食恐竜~ミフネリュウ発見から40年~」が開かれる。ジュラ紀最大の肉食恐竜「トルボサウルス」の全身復元骨格を九州で初公開する。9月23日(月・祝)まで。

 同町では、1979年に国内で初めて肉食恐竜の歯の化石が発見され、その恐竜は「ミフネリュウ」という愛称で呼ばれている。この40年間に日本各地で化石が発見された恐竜や、世界で初めて発見された肉食恐竜「メガロサウルス」を紹介する。

 10体ある全身復元骨格の展示では、世界の肉食恐竜の進化やその多様性を解説する。そのうち、メガロサウルスの仲間では、陸上で生活した「トルボサウルス」と水辺で暮らした「イクチオベナトル」の違いを紹介。鳥類に近い「ユタラプトル」なども取り上げる。より肉食に特化した大型の「ティラノサウルス」はロボットを展示する。

 9月8日午後2時から、同博物館近くの御船町カルチャーセンターで講演会を行う。国立科学博物館(東京)の真鍋真博士が「ミフネリュウから始める恐竜学入門」と題して講演、最近の肉食恐竜の研究成果をわかりやすく解説する。参加無料だが、予約が必要。先着順で定員400人。申し込みは同町恐竜博物館(096-282-4051)へ。

 前売り券は、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで販売中。チケットぴあ限定200枚で特製恐竜ピンバッジ付きチケットも販売している。問い合わせは同館へ。

 

◇観覧料

一般:1100円
高校・大学生:700円
小・中学生:500円
※小学生未満は無料(保護者の同伴が必要)
※20人以上の団体は各100円引き
※グッズ付きチケットは当日券料金で販売

◇開館時間

午前9時~午後5時。9月2日を除き会期中無休

◇主催

御船町恐竜博物館、読売新聞社、KKTくまもと県民テレビ

◇協賛

東宝ホーム株式会社

◇協力

福井県立恐竜博物館、神流町恐竜センター、兵庫県立人と自然の博物館、甑ミュージアム恐竜化石等準備室

竹久夢二展~憧れの欧米への旅~ 7月18日から周南市美術博物館で

 美人画で一世を風靡し大正ロマンを代表する画家、竹久夢二(1884~1934年)。本展では日本有数の竹久夢二コレクターの中右瑛なかう えい氏の所蔵品の中から、肉筆画や版画、デッサンなどを展示し哀愁とロマンあふれる夢二の世界を紹介。さらにこれまでほとんど公開されていなかった欧米へ旅行した際のスケッチ、デッサンも展示し、夢二の新たな魅力をお届けします。

 

会期

7月18日(木)~8月25日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※月曜休館、ただし8月12日(月・振休)は開館し翌13日(火)は休館

 

会場

周南市美術博物館(山口県周南市花畠町10の16)

 

観覧料

一般1,000円、大学生800円、18歳以下無料
※前売り、または20人以上の団体は各200円引き

 

問い合わせ

周南市美術博物館(0834・22・8880)

 

主催

周南市美術博物館、読売新聞社、KRY山口放送

 

後援

山口県、山口県教育委員会、周南市・下松市・光市・田布施町および各教育委員会

 

監修

中右 瑛(国際浮世絵学会常任理事)

 

企画協力

ステップ・イースト
“竹久夢二展~憧れの欧米への旅~ 7月18日から周南市美術博物館で” の続きを読む

チョン・キョンファ ヴァイオリンリサイタル2019

バイオリン界の伝説的プレーヤーによる4年半ぶりの福岡での演奏会。ピアノは2006年ホーネンス国際ピアノコンクール(カナダ)第1位受賞のソン・ミンス。全曲ブラームス作品を演奏、円熟の境地をお楽しみください。

日時

2019年10月22日(火・祝)午後2時開演

会場

福岡シンフォニーホール(福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡1階)

演奏曲目

バイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」
同第2番、同第3番

チケット料金

S席1万円、A席8000円、B席5000円、学生席(B席)2500円
※未就学児入場不可
※学生は大学生以下、25歳以下
※有料託児サービスがあります。(要・事前予約)

一般発売日

2019年6月23日(日)午前10時~

チケット取り扱い

アクロス福岡チケットセンター(2F)092-725-9112(10:00~18:00)
エムアンドエム092-751-8257
チケットぴあ 0570-02-9999〔Pコード:150-673〕
ローソンチケット 0570-084-008〔Lコード:83273〕
イズタ・バイオリン 092-713-7536

問い合わせ

エムアンドエム 092-751-8257(平日10:00~18:00)

主催

ヴィヴァーチェ/読売新聞社/エフエム福岡

共催

(公財)アクロス福岡

後援

福岡市/(公財)福岡市文化芸術振興財団