第29回 令和グルメで食い倒れ 太宰府・福岡へ記者のぶらり、ひとり旅

 6月9日の読売新聞福岡版の地域生活欄「まち風 くらし色」では、記者が新元号「令和」を体感してきました。令和の出典となった万葉集ゆかりの太宰府市を歩きます。(読売新聞西部本社記者・甲斐也智)

西鉄・旅人号に乗って「太宰府へGO!」

 5月某日、福岡市の西鉄福岡(天神)駅から太宰府市へ向かいました。まず、二日市駅でいったん下車。太宰府駅行きの観光列車「旅人―たびと―」に乗り換えます。先頭車両には「令和」のヘッドマークがついています。

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祝 令和のヘッドマークに多くの人がスマホをかざしていた = 甲斐也智撮影

 乗車するとスタンプ台があって、「祝 令和」のスタンプが押せます。太宰府駅に着くと、多くの人に交じって記者も写真をパチリ。令和と書かれた色紙も飾られ、「令和推し」に徐々にテンションも上がります。

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旅人号の車内にあった令和スタンプ = 甲斐也智撮影

 向かったのは太宰府駅構内にある太宰府市観光案内所。一角にはキーホルダーやキーリングなど令和関連グッズが売られています。

 太宰府観光協会の大藪勝一さんは「新元号が太宰府市ゆかりだと知り、驚きました」と話していました。令和が発表されてからは電話が殺到し、「ありがたいのと同時に、こんなに忙しくなるとは思わなかった」と笑います。おみやげに人気のボールペンとストラップ、クリアファイルを手に入れました。

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クリアファイルなどの令和グッズ = 久保敏郎撮影

「令和deかき氷」は大人の抹茶あんみつ

 この日は天気が良く、参道沿いにある飲食店「茶寮白梅」で休憩です。名物「令和deかき氷」は3種類あり、「大人の抹茶あんみつ」を注文しました。

 氷の上に抹茶シロップと黒蜜がかかっており、さらに白玉、あんこがのっています。口に含むと氷がすっと溶け、抹茶のほのかな風味もいい。10分足らずで完食しました。

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大人の抹茶あんみつ(税込み1000円) = 久保敏郎撮影

令和バーガーは「映え」バーガー

 続いて向かったのは、ハンバーガーと唐揚げの専門店「筑紫庵」です。「令和バーガー」は、鶏のから揚げをはさみ、梅などで味付けしています。バンズに「令和」の焼き印を押しています。

 オーナーの中村豊樹さんによると、太宰府にちなんだ梅の味を際立たせる味付けを心がけたそうです。かりっとしたから揚げに、梅の酸味という和テイストでした。

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令和バーガー(税込み500円) = 甲斐也智撮影

「梅花の歌」にちなんだ令和カクテル

 最後は福岡市に戻り、博多区にあるホテル「グランドハイアット福岡」に足を運びました。ホテル内の2か所のバーでは、6月末まで「令和」の出典となった万葉集の「梅花の歌」にちなんだカクテルを提供しています。

 6月に提供されているのは「梅歌」(1500円、消費税・サービス料別)で、焼酎ベースに梅と抹茶のリキュールを加え、ナンテンの葉を飾った和風カクテルです。

 新元号が令和に決まり、ホテルのバーテンダーがカクテルを考案しました。5月は国産のジンに梅のリキュールや玉露をいれたショートカクテル「和歌」を提供していました。

 どちらもきれいな緑色で、味がまろやか。お酒に弱い記者でも、どんどん飲めました。

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梅歌(左)と和歌 = 今泉遼撮影

 記者は昭和、平成、令和と、少なくとも3つの元号を経験することになります。気がつけば40歳。午前中から荷物やカメラを持って各地を歩き、若手の頃より体が疲れやすいのを実感しますが、取材が楽しいのは今も昔も変わりません。

 「きっと明るい時代になる」。そう確信し、ほろ酔いでバーを後にしました。

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