明太子のふくやがイタリアンを始めた理由?

 明太子大手の「ふくや」(福岡市)が5月1日、福岡市中央区渡辺通1-11-16にカロリーを抑えた新感覚のピザ専門店「ピンサ・ロマーナ」をオープンさせました。ふくやはどうして異業種のイタリアンに挑戦したのでしょうか。

 ピンサは、小麦粉、大豆粉、米粉、乾燥酵母を配合した専用ミックス粉で作るピザ。長時間発酵させることで生地には水分が80%以上含まれ、表面はさくっと、内部はふわふわしていながらもちっとした食感が楽しめます。

 一般的なイタリアンピザに比べ、糖質は48%、脂質は85%、カロリーは33%それぞれカットされ、健康志向の現代人には合いそうです。生地そのものは淡白な味わいですが、生ハム、シーフード、野菜、果物など様々な食材との相性がいいのが特徴です。

 明太子の小売販売で有名なふくやですが、食品の卸売りも手がけており、ご飯のお供として定番の辛子明太子を広めたように、新しい食文化を提案しようとピンサに注目したそうです。明太子をトッピングしたピンサもあり、明太子の販売促進も狙います。

 明太子小売店にいた社員をイタリア・ローマの「オリジナーレ・ピンサ・ロマーナ協会」に派遣し、本場の製法を学ばせ、ピンサ職人として認定されました。イタリアと日本では気候が違うため、湿度が異なり、日本で最適な生地を作るのに苦労したそうです。

 イタリアでは高温のオーブンで一気に焼き上げていましたが、日本のオーブンの温度が低かったため、高温になるようにガスオーブンをアレンジしてもらったそうです。

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 ピンサは、生ハムと野菜が載ったプロシュットインサラータ(850円)など6種類ありました。明太シーフード(1100円~)を食べましたが、サクッとした生地と明太子の相性がよく、腹持ちもよかったです。ピザというよりも惣菜パンを食べているような感覚でした。カルボナーラ(980円~)は卵とベーコンの塩味のコントラストで食がすすみました。

 小さめのピザ(各300円、4個セット1000円)もあります。明太パターテ、リンゴとラムレーズン、オレンジチョコラート、洋梨といちじくクリームチーズ、ぶどうとリコッタチーズ、季節のデザートピンサの6種類。ぶどうとリコッタチーズは、見た目もきれいで、軽めのパイを食べているような感じがしました。テイクアウトもできるので、手土産にもよさそうです。

ピザ専門店「ピンサ・ロマーナ」

福岡市中央区渡辺通1-11-16
TEL 092-406-3071
営業時間 午前11時半-午後9時。不定休。

<文中の料金はいずれも税込み>

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