ワインを気軽に楽しめる! 警固の「グラタンとワイン Clos」

 ワイン好きな方は、食の楽しみを語れる人が多い気がします。ワイン好きが集うお店、「グラタンとワイン Clos」(福岡市中央区警固2-18-13)をご紹介します。ワインにどっぷりハマっている方も、これから親しみたいと考えている方もぜひご注目していただきたいお店です。(Y.Y)

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 「グラタンとワイン Clos」は、店名の通り、おいしいワインとグラタンを得意とするお店。けやき通り沿いのビルの2Fにひっそりとあります。

 グラタンを専門とするレストランはなかなか見かけないため、なぜそんなお店にしたのか気になるところ。

 オーナーの黒木さんにうかがいました。

 「まずはワインありきのお店なんです。お客様にワインを楽しんでいただきたい、その相手としてグラタンがもっともふさわしかったということです」とのこと。

 これは味わってみなくてはわかりません。ということで早速おすすめの「Closのグラタン」をオーダーしました。

 するとカウンターのすぐ後ろで調理がスタート。自分の料理が目の前でできあがる工程を見られるのは、オープンキッチンの醍醐味です。

 なんと驚くことにキノコや鶏肉、ホウレンソウなど具材をフライパンで炒めるところから始まり、ベシャメルソースを合わせて、程よく熱したオーブンへ。当然、下ごしらえされているものの、作り置きではなく、注文後にひと皿ずつ調理する点に本格派の“香り”を感じました。

 こうして出来たての状態でサーブされるグラタンは、ベシャメルソースが絡んだ、全体としてのおいしさはもちろん、野菜や肉、キノコなどの食感や風味がしっかり感じられて、ひとつひとつがしみじみ美味しい――。当然、ソースと混じり合って食材の持ち味が引き出されています。確かにワインにぴったりです。

 そもそもグラタンは日本でもおなじみのメニューですが、ルーツを探るともとはフランス料理。フランス南部地方発祥の、料理の表面に焦げ目をつける調理法です。

 さまざまな食材が一緒になり、ベシャメルソースと出合うことで生まれる新たなおいしさ。まるでワインと料理でいうところの、マリアージュに似ています。

 メニューはほかに「ベーコンとホウレン草」「国産ハーブ鶏と木の子」「エビとホウレン草」など。食材の名前がそのままメニュー名になっていて、ペンネやブルーチーズをオプションで追加できます。

 もう一方の主役であるワインを忘れてはいけません。フランス産を中心に、オーナーが吟味して自信をもって提供できるものだけを仕入れています。

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 ワインの主となる価格帯はグラスで680円です。さまざまなワインを楽しみたい人は、「ワインフリーフロー」(2,160円)をチョイスして。おすすめのグラスワインが全部楽しめるというスペシャルメニュー。どんなワインをセレクトしているのか、お店の嗜好を知る上でも一度試してみるのも良いでしょう。

 改めてワインの魅力を黒木さんにうかがいました。「ワインは不思議な飲み物なんです。もともとおいしい料理が、相性のいいワインと出合うことでよりおいしくなります」。

 ワインもグラタンも本格派だけれど、肩肘がはらないカジュアルな雰囲気も良いところ。「気軽に来て、気軽にワインを楽しんでもらえればこんなうれしいことはないです」とのことなので、一度ふらりと立ち寄ってみてください。

 思いきって扉を開ければ、ワインと食と、それらを愛する人との出合いがきっとあるはず。ランチはアラカルトから選んで、セットするスタイル(プラス540円でランチサラダ、ミニバケット、コーヒー付き)。夜の平均予算は3,500円前後です。

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「グラタンとワイン Clos」(クロ)

福岡市中央区警固2-18-13 オークビル1 2F
TEL 050-1025-1244
営業時間  12:00~14:00(LO13:30)=月・火・木・金のみ、 17:00~ 23:00(LO22:30)、日・祝は17:00~22:00(LO21:30)
休み 水曜日

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