舞鶴公園のお濠すっきり 枯れハス刈り取り作業

 福岡市中央区城内の舞鶴公園北側にあるおほりで、枯れたハスを取り除く作業が行われています。冬の間、たくさんの枯れ草で覆われていましたが、これを除去して夏の開花に備えます。今年は予定より早く、2月中にすべての作業が終わり、お濠は枯れ草のないすっきりした姿に変わります。

 ハスが茂っているのは、明治通り沿いの5つのお濠のうち、天神寄りの3つ。赤坂西交差点そばにある1号濠、旧裁判所下の2号濠、大手門の交差点近くまで伸びる最も大きな3号濠の3か所で、計約2万8000平方メートルの広さです。

 枯れハスの除去作業は1月中旬に始まりました。公園一帯の緑を管理する公益財団法人「福岡市緑のまちづくり協会」の委託を受けた業者が、エンジンがついたいかだ2台を浮かべ、長い柄のついた鎌を使って手作業で茎を切り取ります。

 同協会の舞鶴公園管理事務所によると、茎は水面下15~20センチの高さに切りそろえます。そうすることで根から新たな茎が自然に伸び、再びきれいな花を咲かせるのだそうです。

 取り除いた茎や葉は、一部を鴻臚館跡広場の一角で自然乾燥させ、清掃工場に搬送します。作業をしていた関係者に聞いたところ、その量は「2㌧トラック40台分」。

 除去作業は3号濠、2号濠、1号濠の順序で実施。先に作業を終えた2、3号濠では、見通しが良くなった水面を鳥たちが優雅に泳いでいます。お濠がきれいになると季節はもう春……。淡いピンクのハスの花が咲く夏が今から楽しみです。

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