第16回「オリジナルノート」 世界に一つ、自分だけの1冊を 東区の文具店「アイデアスイッチ」

 読売新聞福岡版の「まち風 くらし色」コーナーでは2月10日、好きなデザインの紙を使ってオリジナルのノートを作ることができる福岡市東区香住ヶ丘2の文具店「アイデアスイッチ」を紹介しました。

 同店は3年前のオープン当初から、お菓子の箱や余ったルーズリーフなど好きな紙を持ち込んでもらい、オリジナルのリングノートを作る「ストックペーパーノート」という独自のサービスを続けています。

 「『いつか使うかな?』と思って取っておいたかわいい箱や、旅行先で買ったポストカードが家の中にたくさんあり、有効活用したいなと思って始めました」と、店主の野村もえみさん。店内には見本用のノートがずらりと並んでいます。表紙は、カレー粉や蚊取り線香の箱、ダイレクトメール、カレンダーなどユニークなものばかりです。

 野村さんは今回、かわいい男の子のイラストが描かれたホットケーキミックスの箱を使い、実際にノートを制作してくれました。

 まず、表紙と裏紙を作ります。ハサミで箱を大まかに切った後、裁断機で四辺をカットします。専用の器具で表紙の四隅を丸くカットすると、お店で売られているノートのようできれいです。裏紙も同様に四隅をカットします。

 次に、中紙を作ります。今回は、使いかけのリングノートを活用しました。余ったページを取り外し、裁断機で表紙と同じ大きさにカットします。

中紙を表紙と同じ大きさにカット

 専用の機械を使って穴を開け、リングを取り付けると完成です。

 同店はこれまで、200以上の個人・団体から注文を受けたそうです。個人の場合、特に学生や若い女性に人気があるとのこと。野村さんは、「デジタル機器が身近な若い人ほど、紙の手触りや印刷の美しさが新鮮なのでは。切ったり貼ったり、カスタマイズしやすいところも魅力のようです」と分析しています。

 ストックペーパーノートは、紙を全て持ち込んだ場合、技術料とリング代で300円程度(A4以内)。表紙と裏紙は持ち込みが原則ですが、中紙は同店で購入することもできます。現在は書籍用紙や万年筆に適した「イーストリーCOC」など6種を用意。種類と枚数によって料金は異なりますが、40枚の場合は25円~440円です。仕切りとして使える色紙も用意しています。中紙の交換も受け付けています。

 野村さんは「自分の好きな紙や箱がノートになると、いっそう愛着が増します。日記や旅行記など新しいことを始めるきっかけになるかも。気軽に相談してください」と呼びかけています。問い合わせは同店(050・3696・1593)へ。

オリジナルのノートを紹介する野村さん

 「アイデアスイッチ」のホームページはこちら(http://idea-switch.com/)。

 地域に根ざした生活ニュースをお届けする読売新聞福岡版の新コーナー「まち風 くらし色」(日曜日掲載)で取り上げられた商品などを、写真をふんだんに使ってご紹介します。

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