福岡財界の定番の賀詞交換会 3社を“はしご”しました!

 福岡の経済界には、新年の恒例の慣行があります。福岡商工会議所、西日本シティ銀行、西日本鉄道が主催する賀詞交換会を「はしご」して新春の挨拶を交わす独特の習慣です。今年も三社の賀詞交換会には大勢の人が参加し、挨拶を交わしました。

 西日本シティ銀行は1月4日午後3時、新年賀詞交歓会をホテルオークラ福岡で開きました。取引先の企業経営者ら約1800人が出席しました。谷川浩道頭取は「平成の30年は大きな変化があった時代でした。これからも世界の動きから目が離せない。地域の元気作りに貢献し、知恵を絞りたい」と抱負を語りました。

 福岡商工会議所の新年祝賀会は1月7日正午、ホテルニューオータニ博多で開催されました。会員の企業関係者ら約1300人が集まりました。初開催は1960年で、福岡経済界では最も長い歴史があります。恒例になっている今年の言葉として、藤永憲一会頭は「改元新風」を挙げました。藤永会頭は「改元で新たな歴史の幕が開き、福商も今年、創立140周年を迎えます。未来を見据え、確かなあゆみを進めるとの思いを込めました」と説明しました。

 西日本鉄道は7日午後5時、地元の名士ら482人を西鉄グランドホテルに集めて新年祝賀会を行いました。福商が70年から6年間、祝賀会を開催しなかったため、関係者の「個別の企業をあいさつ回りするのは難しい」との要望に応える形で72年から始まった経緯があります。主催者あいさつや来賓祝辞、乾杯といった「お決まり」が一切ないのが特徴です。

 東京では、日本経済団体連合会など経済3団体が共催で新年祝賀パーティーを企画して例年、約1700人が参加します。大阪では、大阪府と大阪市、関西経済連合会など5団体が大阪新年互礼会を開いており、約2500人が集まります。

 福岡市のホテルの最大収容人数は最大でも2300人しかないという制約に加え、まとめて1か所で開くと人数が増えすぎ、多くの人に会うのが難しくなることもあり、会を一つにすることはないようです。福岡ならではの伝統として受け継いでいってほしいものです。(YZ)

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