映画『jam』総出演の劇団EXILE 青柳翔さん、鈴木伸之さん、小澤雄太さん、小野塚勇人さん来福 SABU監督とともに舞台あいさつ 会場はほのぼの笑いの渦 赤ちゃんの声に“神対応”も

 鬼才・SABU監督の最新映画『jam』に総出演した劇団EXILE。メンバーのうち青柳翔さん、鈴木伸之さん、小澤雄太さん、小野塚勇人さんの4人は作品公開の翌日、SABU監督とともに福岡市を訪れ、舞台あいさつをしました。作品や撮影について語る一方、ユーモアとサービス精神でファンが詰めかけた会場を盛り上げ、多幸感あふれるひとときになりました。4人の息のあったやりとりからチームワークの良さもうかがえました。

 舞台あいさつは12月2日(日)、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13(キャナルシティ博多内)で行われました。メンバー4人とSABU監督は、上映直後の余韻が漂う中、笑顔でスクリーンの前に登場。客席のファンは、推しメンの名前入りうちわを振ったり、メッセージを書いたスケッチブックを掲げたりして大歓声で迎えました。

 5人は、女性司会者からインタビューを受ける形で話しました。

 冒頭、劇団EXILEのメンバーの印象を聞かれたSABU監督は、「本番直前まで練習したりと、みんなすごく真面目でした。しかも、しっかりと芝居ができる。感動的ですらありました」と評しました。

 SABU監督に関しては、場末のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシを演じた青柳翔さんが、「一緒にお仕事をさせていただいたのは二度目なんですが、今回もスタッフの方々を含め、話し合いながら工夫し合いながら横山田ヒロシをつくり上げていくことができました。本当に助けていただきました」と感謝。そのうえで、「(作中に出てくる)ジャケット写真の撮影のときも、『これやりすぎじゃない?』『いや、大丈夫。面白いよ!』っていう感じで、みんなで楽しみながらやりました」と、思い出し笑いをしながら振り返りました。青柳さんの歌唱演技については、ヤクザ者役の小野塚勇人さんが「(独特のクネクネしたような)振り付けがチャーミングでした」と言い、笑いを誘いました。

 「撮影中から監督の自信を感じました」と述べたのは、復讐のためヤクザ事務所に殴り込みをかけるテツオ役の鈴木伸之さん。「監督の演出に素直に従ってやれば絶対にいい作品になると思ったので、それを信じてやりました。自分はアクションシーンが多かったのですが、(それらのシーンも含め)ものすごくカッコいい映画に仕上げていただき、自信を持って『観てほしい』と言える1本になりました」と手応えを口にしました。終わり際に、客席から赤ちゃんの声が響くと、おちゃめな口調で「全然大丈夫ですよー」と笑顔を見せる“神対応”。他のメンバーも矢継ぎ早に、「いいんだよ~」「(赤ちゃんが)うなずいてくれています」と反応し、ほのぼのとした雰囲気になりました。

 ロケ地・北九州市での思い出を尋ねられた青柳さんは、「僕がステージ(シーン)をやらせていただいたホールは、どこか懐かしさがあり、あったかい感じがしてよかったですね」とほっこり顔。続いて、「春菊のおでんというものを初めて食べました。めちゃめちゃおいしかった」と紹介した小澤雄太さんは、司会者とのやりとりで「一人おでん」だったことが判明(笑)。客席からクスクス笑いが漏れる中、他のメンバーから「寂しくない? 一人のおでんって」「みんなが撮影している間に一人で行ったってこと?」などといじられると、そのたびにとぼけた表情で「ハァイ」と返事を繰り返し、ファンも大受けでした。

 この後、司会者が趣向を変え、質問が書かれたカードをメンバーやSABU監督が引き、それに答えるという方式に。会場に来ていないメンバーからの質問が交じっているかも、ということでスタートしました。

 最初に引いたSABU監督への質問は、「今後、プライベートで行くとしたらどこがいいですか」。質問者はメンバーの秋山真太郎さん(ヤクザ者のリーダー格・山下役)。会場のメンバーが「秋山さん、ありきたりな内容できましたね~」と茶々を入れる中(笑)、監督は「博多」と即答。客席から拍手がわき、司会者が今後の博多ロケを希望すると、笑顔を見せていました。

 次の小野塚勇人さんは、映画の場面にちなみ、即興で演歌の題名を考えることに(質問者はまた秋山さん笑)。「3、2、1」とメンバーに振られると、「一人の……『一人の春菊おでん』」と“渾身”の回答。会場は爆笑の渦でした。

 続く青柳さんが手にした質問は、メンバーの町田啓太さん(彼女の意識回復を願って善行を重ねるタケル役)作の「自分がプロデュースするとしたらどんな映画を?」。ちょっと気取って見せつつ、「それはもちろん、博多の街をいっぱい堪能できる映画ですね」とキザに決め、拍手を受けました。すると、他のメンバーから「なに? その(決め)顔」「してやったり感がすごいね」「東京に行ったら東京って言うんでしょ」などといじられ、会場はまた笑いに包まれました。

 鈴木さんは、「小澤さんはきょう何回(しゃべりで)かみましたか」(またまた秋山さん笑)という質問に、「数えきれません」と元気に(笑)答え、すかさず早口言葉「生麦生米生卵」をリクエスト。小澤さんが見事にかむと、メンバーもファンも手をたたいて笑いました。小澤さんは「これが欲しかったんだろー? 秋山さん」と声を張り上げ、オチをつけました。

 この後、メンバーとSABU監督は、PR用の動画を撮影。自撮り棒を使い、客席のファンと一緒に画面に納まって回り、あちこちで歓声が上がりました。

 最後に、SABU監督が「皆さんに楽しんでいただける作品になったと思います。続編の話も進んでいますので、ご注目ください」とあいさつ。青柳さんも「九州の皆さんにご協力いただいたお陰で作品をつくり上げることができました。多くの方に観ていただければ」と呼びかけました。

あらすじ

 場末のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)は熱烈な女性ファンに支えられ、ステージでは華やかに輝きながらも、いつも心に空虚感を抱えている。ある日のコンサート終わり。ファンの一人の昌子(筒井真理子)に付きまとわれ、そのまま昌子の自宅に監禁されてしまう。

 タケル(町田啓太)は、瀕死ひんしの重傷を負った彼女の意識回復だけを願って生きている。「善いこと」を重ねれば意識が戻るという迷信を信じ、毎日必死に善行に励むが、なかなかかなわない。ある日、最後の善行として、偶然出会ったやくざ者2人を車に乗せる。

 刑期を終え、シャバに戻ったテツオ(鈴木伸之)は、自分を刑務所送りにしたヤクザに復讐するため、単身で事務所に殴り込みをかける。暴れまくった後、実家に帰ると、迎えてくれたのは亡き祖父の残像を探し求め、「迎えに行く」と言い張る祖母だった。当然、ヤクザの追っ手が迫っていた。

 同じ街に住むクセのある男3人。偶然にすれ違ったり、ひょんなことから出会ったりと、互いの人生がつかの間交錯し、微妙な影響を与え合う。そして、それぞれの「因果応報」を体験する――。

 作品は、福岡市のT・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ももちなどで上映されています。

 全国の上映館など詳細は、『jam』公式サイト(https://ldhpictures.co.jp/movie/jam/)をご覧ください。

『jam』

公開日
2018年12月1日(土)
キャスト
青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平、清水くるみ、筒井真理子
監督・脚本・編集
SABU
エグゼクティブプロデューサー
EXILE HIRO
プロデューサー
宮崎聡、清水洋一、中林千賀子、小河原修、江良圭
アソシエイトプロデューサー
秋山真太郎

音楽:松本淳一、撮影:柳田裕男、照明:宮尾康史、録音:飴田秀彦、美術:林チナ、装飾:須坂文昭、衣装:小磯和代、メイク:橋本申二、特殊造形:中田彰輝、VFX:小坂一順、アクション:小池達朗、ガンエフェクト:遊佐和寿、助監督:石川浩之、湯本信一、製作担当:板井茂樹、キャスティング:東平七奈

製作
LDH JAPAN
制作
ディープサイド
配給
LDH PICTURES
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