赤坂緑地で月に一度のクリーン作戦🏞地域ぐるみで都心のオアシス清掃🍂

 緑地保全地区に指定されている「赤坂緑地」(福岡市中央区赤坂3)で12月15日(土)、地域の人たちが月に一度の清掃活動を行いました。参加したのは赤坂校区自治協議会、校区青少年育成協議会、赤坂小の「おやじの会」のメンバーら約30人。澄みきった冬晴れの朝、参加者たちはほうきやポリ袋を手に、落ち葉をかき集めたりゴミを拾ったりして一帯をきれいにしました。

総面積1.6ヘクタールの緑地

 赤坂緑地は、福岡市中心部を横切るけやき通り(国道202号)の南側に位置する1.6ヘクタールの広大な緑地。1977年(昭和52年)、福岡市が都市保全緑地法(現在の都市緑地法)に基づく「緑地保全地区」に指定しました。

 市によると、クスノキやモミジなどが群生し、新緑や紅葉が楽しめる憩いの場として市民に親しまれています。トイレなどがある「赤坂公園」部分を中央区が、それ以外を福岡市がそれぞれ管理し、自然を守っています。

 うっそうとした森は、実は数年前まで立ち入る人が少なく、近隣の学校も子どもたちに「遊びに行かないように」と指導するほどだったと言います。

 こうした状況を憂慮した地域の人たちが「街の中心部にこれほどの緑地は貴重。校区の宝を大事に使い、みんなで守っていこう」と訴えるようになりました。小学校や区役所にも呼びかけ、児童に使い方を考えてもらうなどの活動を展開。

 その一環として、今年4月から月1回の清掃活動が始まりました。暗い森から、きれいで気軽に立ち寄りたくなる森へ――。みんなが楽しむ公園作りを目指した「クリーン作戦」のスタートです。

30分でゴミ袋40個を回収

 12月15日は、午前9時頃から参加者が続々と集合し、広大な緑地の中で清掃に汗を流しました。作業が始まって30分後には、落ち葉もきれいに取り除かれ、集積場所には落ち葉やゴミが詰まった袋が約40袋に。集めたゴミ袋は後日、中央区役所に回収してもらいます。

 この日はまた、来年1月12日に赤坂小で行われる「どんど焼き」のやぐらに使う青竹をリヤカーで小学校まで運びました。どんど焼きは、12日の午前10時~11時。正月のしめ縄などを燃やして、1年間の健康を祈願します。参加者にはぜんざいが振る舞われるそうです。

 清掃活動は原則、第2土曜日に約1時間行われます。今後は1月19日、2月9日、3月9日のいずれも午前9時から。1月19日は清掃のほか、桜の植樹と焼き芋の振る舞いも予定しています。参加は自由で、赤坂校区自治協議会の浅野節夫会長は「この活動を多くの人に知ってもらいたい。若い人にも積極的に参加してほしい」と呼びかけています。

3 緑地の中は都心とは思えないほど静か。木の階段を昇って小高い丘に上がると、うっそうとした木々の間から青空を見ることもできるよ。晴れた日に行くといいかも……。
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