劇団EXILEの町田啓太さん・秋山真太郎さん・野替愁平さん、福岡で舞台あいさつ 好評公開中の映画『jam』 熱くエモく作品語る 会場のファンと“交流”も

 好評公開中の映画『jam』。出演した劇団EXILEの町田啓太さん、秋山真太郎さん、野替愁平さんの3人は封切り前に来福し、特別上映会で舞台あいさつをしました。演技や撮影について、ときに熱くときにエモく語り、ジョークを交えて来場者を楽しませる姿は、まさにエンターテイナー。女性ファンはあらためてとりこになった様子でした(当然そうなります笑♡)。

 『jam』は、劇団EXILEの9人が総出演し、鬼才・SABU監督が脚本、編集も手がけた力作。同じ街に住む男3人の因果応報、愛のカタチを独特の疾走感で描き、鮮烈な印象を残します。ロケは全編、北九州市で実施。公開初日に続編制作も発表されました。

 特別上映会は11月23日(金)、福岡市のT・ジョイ博多(JR博多シティ9階)で開かれました。別室で記者会見を終えた3人は上映直後、手を振りながら客席のファンの前に登場。会場は大きな拍手と歓声に包まれました。

 黄色い声が飛び、推しメンタオルや手づくりうちわが揺れる中、町田啓太さんが「足をお運びいただき、ありがとうございます。短い時間ですが、3人でいろいろとお話をさせていただきます」とあいさつ。次いで、秋山真太郎さんが「僕は長崎出身なので、きょうは『帰ってきた感』があります。皆さんと楽しい時間を過ごせたら」と述べると、女性ファンの一人が「お帰り~」とかわいい声。秋山さんが「ただいまー」と返すと、客席全体から「お帰り~」の声が上がりました。

 3人は、女性司会者の質問に答える形で話をしました。

 町田さんは、瀕死ひんしの恋人の回復を願い、神様のお告げを信じて善行を重ねる青年タケルを好演。最も印象に残っている場面や演技を聞かれると、「(意識不明で寝たきりの)恋人(の唇)にリップクリームを塗るところ」と回答。会場のクスクス笑いに、「皆さんもお気づきのように、あふれ出る“変態”感が(笑)……ちょっとイっちゃってる感じでして」とおどけて見せました。(青柳翔さん演じるアイドル演歌歌手・横山田ヒロシを監禁する向井昌子役の)筒井真理子さんの“怪演”も挙げたうえで、「(タケルが車を運転中の)冒頭(のシーン)で(後部座席の昌子から)グーっと羽交い締めされるシーンがあるんですけど、(あるカットで)すごい勢いでやってくださって、僕も『や、やめてくださいー』(笑)みたいな感じでエスカレートしてやったんですけど、全部カットされていました」とユーモアたっぷりに話しました。

 秋山さんは、タケルやヒロシらをかき乱すヤクザ者のリーダー格・山下役を演じ、スタッフとしてアソシエイトプロデューサーも務めました。「(舞台以外で)劇団EXILEの9人全員がそろう作品は初めてで、劇団員同士の共演も久しぶりでした」と振り返り、「メンバー一人ひとりがいろんなところで経験を積んでいて、お芝居も変化しているので、それを感じながらセリフをやりとりするのがすごく楽しかった。みんな着実に力をつけているなと感じました」と手応えを口にしました。乱闘などバイオレンスシーンが多かっただけに、「けがをしないように気をつけました」とも。

 野替さんは、横山田ヒロシをステージ裏で支える付き人役で存在感を放ちました。「僕はもう、純粋にヒロシさん一筋に、ヒロシさんのことだけを考えて演じました」と説明。ヒロシがステージに立つシーンは撮影日が違ったため、歌唱シーンは完成した映画で初めて観たといい、「もう少ししょぼいのかなぁって思っていたんですよ(笑)。ところが、めちゃめちゃキラキラしてて。すてきなステージで感動しました」と語りました。すると、撮影現場にいた町田さんが「ほんとすごかった。北九州のエキストラの皆さんもノリノリで。もう、本物のライブになっていました。鳥肌が立ちました」と感動を伝えました。

 北九州市での思い出を尋ねられた秋山さんは、「僕は(同じヤクザ者役の)八木将康くんとのシーンがほとんどだったので、一緒に焼き肉を食べに行ったりしました。町田くんに『おいしい』って教えてもらったお店に。あと、撮影後はなぜか連日、(復讐ふくしゅうのためにヤクザ事務所に殴り込みをかけるテツオ役の)鈴木(伸之)くんの(ホテルの)部屋にみんなで集まって飲んだりしました。(スケジュールの関係で)一度だけですけど、ホテルのレストランで食事会も開くことができました」と紹介しました。そして、「きょうも3人で思い出をつくったよね」と二人に話を振ると――

 野替さん「ここに来る前に3人でラーメンを食べました」

 秋山さん「長浜ラーメン!」

 町田さん「スタッフさんに15分だけ時間をいただいて」

 野替さん「替え玉もしました!」

 町田さん「(野替)愁平くんのラーメンを見たら、紅ショウガを入れすぎてて、(スープが)真っ赤になってました(笑)」

 とセリフのやりとりのような掛け合いを見せてくれました。

 町田さんは「(秋山さんに教えた)焼き肉屋さんには、青柳(翔)さんと鈴木(伸之)くんのそれぞれと行きましたし、おいしい焼き鳥屋さんにも行きました。すごいおいしかったですねぇ」と北九州市の味を堪能した様子でした。

 次に(別の)映画に出演するとしたら、どんな役柄をやりたいか、と問われると、秋山さんは「僕はあまりこだわりがないので、どんな役でもいいかな。スタッフとしては、プロデュースや脚本を担当してみたい。オリジナル脚本を書いて、劇団員のみんなに出てもらえたらいいですね。それぞれの個性が生きる、カッコいい作品をつくりたい」。町田さんは「僕は個人的にも、劇団的にもSFに挑戦してみたい。宇宙に行っちゃうような。CG(コンピューターグラフィックス)も駆使して。劇団EXILEって、みんな個性が強いので、そのアクを出したキャラクターたちでやってみたいですね」とイメージを描きました。

 この後、3人は観客席のファンと記念撮影。会場は再び、歓声と笑顔が弾けました。

 最後のあいさつで、秋山さんは「劇団EXILEの9人が出演した記念すべき作品。二度三度と劇場に足をお運びいただけたら」と呼びかけました。野替さんは「またこうやってごあいさつにうかがえるよう、これからも頑張っていきたい」と強調。町田さんも「この『jam』を機に、劇団EXILEとしてどんどん進化していきたい。みなさんに楽しんでいただける作品をつくっていきます」と力を込めました。

あらすじ

 場末のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)は熱烈な女性ファンに支えられ、ステージでは華やかに輝きながらも、いつも心に空虚感を抱えている。ある日のコンサート終わり。ファンの一人の昌子(筒井真理子)に付きまとわれ、そのまま昌子の自宅に監禁されてしまう。

 タケル(町田啓太)は、瀕死ひんしの重傷を負った彼女の意識回復だけを願って生きている。「善いこと」を重ねれば意識が戻るという迷信を信じ、毎日必死に善行に励むが、なかなかかなわない。ある日、最後の善行として、偶然出会ったやくざ者2人を車に乗せる。

 刑期を終え、シャバに戻ったテツオ(鈴木伸之)は、自分を刑務所送りにしたヤクザに復讐するため、単身で事務所に殴り込みをかける。暴れまくった後、実家に帰ると、迎えてくれたのは亡き祖父の残像を探し求め、「迎えに行く」と言い張る祖母だった。当然、ヤクザの追っ手が迫っていた。

 同じ街に住むクセのある男3人。偶然にすれ違ったり、ひょんなことから出会ったりと、互いの人生がつかの間交錯し、微妙な影響を与え合う。そして、それぞれの「因果応報」を体験する――。

 作品は、福岡市のT・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ももちなどで上映されています。

 全国の上映館など詳細は、『jam』公式サイト(https://ldhpictures.co.jp/movie/jam/)をご覧ください。

『jam』

公開日
2018年12月1日(土)
キャスト
青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平、清水くるみ、筒井真理子
監督・脚本・編集
SABU
エグゼクティブプロデューサー
EXILE HIRO
プロデューサー
宮崎聡、清水洋一、中林千賀子、小河原修、江良圭
アソシエイトプロデューサー
秋山真太郎

音楽:松本淳一、撮影:柳田裕男、照明:宮尾康史、録音:飴田秀彦、美術:林チナ、装飾:須坂文昭、衣装:小磯和代、メイク:橋本申二、特殊造形:中田彰輝、VFX:小坂一順、アクション:小池達朗、ガンエフェクト:遊佐和寿、助監督:石川浩之、湯本信一、製作担当:板井茂樹、キャスティング:東平七奈

製作
LDH JAPAN
制作
ディープサイド
配給
LDH PICTURES
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