福岡市動物園(福岡市中央区南公園)の正門に10月20日(土)、新エントランス施設がオープンします。
その目玉は、最新のデジタル技術を使って動物の生態などを学べる「動物情報館ZooLab(ズーラボ)」。園内のマップが立体になった「いきものマップ」や、画面に動物のキャラクターが登場してクイズを出す「ズーチューバー」などが楽しめます。同園で昨年死んだアジアゾウ「はな子」やヒグマ、ヒョウなどの毛皮も展示。触れることができるほか、画面で各動物の生息地などの情報を見ることもできます。




レストランと物販施設も新しくなります。福岡県産の食材を使ったパスタやカレーなどが味わえるほか、ぬいぐるみなどオリジナルグッズも並びます。
オープンを前に10月14日には、報道機関や地元住民向けの内覧会が開かれました。中央区の小学生男児は「クイズに答えたり、骨格標本を見たりして勉強になりました」と話していました。
動物園の企画運営担当者は「ズーラボで学んだ後に実際に動物を見るという、新しい楽しみ方を体験してほしい」と呼びかけています。
20日は、完成式典後の午前9時20分頃から一般客も利用できます。
福岡市動物園のホームページはこちら(http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/)。
<読売新聞福岡版に掲載された記事を再編集したものです>
読売新聞の購読に関するお問い合わせは、専用フリーダイヤル(0120-434381)へ。
広告